マミラリアの遺伝子解析による分類と図鑑
2005カクタス東京掲載
2007.3.18公開
目次
1.初めに
2.遺伝子解析による分類[1]
3.図鑑(準備中)

1.初めに
マミラリアはメキシコを中心に産する、ほぼ最大の種数を含む属である。サボテン科全体の遺伝子解析の結果、マミラリアを含む北米球形種は、柱サボテン亜科の中では殆ど最も早く分岐したグループとされた。種類が多い為、属内のグループ化が望まれるが、従来の形態による分類に対して、最近の遺伝子解析の結果、驚くべきことが分かってきた。それは主に以下にまとめられる。
(1)マミラリアの起源は単一ではなく、コケミアなどのグループがまず分かれ、次にその他大部分のマミラリアが分かれた。
(2)前者は、マミラリアの多くよりは、エスコバリアの一部やネオロイディアに近い
(3)前者と後者の間に、エスコバリアの残りやコリファンタやペレキフォラが分かれている
ここでは、その概要を遺伝子による系統樹で示すと共に、この新しい分類に従って多くの種類の写真を示す。従来の分類よりも自然であることが、写真からもうなずける所がある。この他にも細かく見ると色々と新しい点があるが、詳しくは下記の系統樹を見て頂きたい。

2.遺伝子解析による分類
マミラリアの遺伝子系統樹、Butterworthらの結果[1]を改作・整理し、従来の分類(茶・赤・桃)や産地情報(青)を加えた。和名の前の記号は遺伝子解析による近縁群ごとに付けた。横線の区切りは従来の分類の境界、下線は従来の分類による族の代表種





3.図鑑
準備中
(詳しくはカクタス東京440(2005.7-8),441(2005.9-10)参照)

参考資料
[1] C. A. Butterworth and R. S.Wallance, American Journal of Botany, 91 (2004) 1086.
E. F. Anderson, The Cactus Family,