サボテンの害虫

2007.1.28開始
害虫の生態を写真を多用して説明します。
目次
1.主な害虫
2.害虫の生態
3.駆除法

1.主な害虫と被害の様子

サボテンの害虫は、カイガラムシ、ワタムシ、ネジラミ、アカダニと呼ばれているのが主です。
アカダニ以外はいずれもカイガラムシの仲間です。
カイガラムシは、昆虫の仲間です。カイガラムシはこの他にコナカイガラムシもあります。これらは、サボテンについて我が国にやってきた外来の害虫です。
アカダニは我が国でハダニが色で区別されていた頃にそう呼ばれるようになりましたが、このごろではカンザワハダニやナミハダニのように呼ばれます。
カイガラムシと違って、我が国で他の植物に付いている物がサボテンに伝染するので、退治しても再発します。
最初に、沢山繁殖してしまった場合の様子を示します。

1.カイガラムシ
バラなどに着いているのと似た大きさ2-3mmの丸い虫
刺座や稜間の溝に多い
多くなると、取り除いた後でも葉緑素が色を失ってしまい、表皮が黄色くなる


2.ワタムシ
体表や刺に大きさ2-3mmの楕円形の綿のような袋が付きます

多くなると特に生長点近くなどで茶色っぽい油が浮き、刺座近くが黒いススになることもあります。


3.ネジラミ
培養土中の根の周りに白い楕円形の袋がある。白くて半透明のウジ状の虫も見えることがある。
多くなると根の吸水が衰える(枯れにつながる)


4.コナカイガラムシ
生長点や疣の間に楕円形で横筋の虫が群れ、周りがクモの巣のようになっている。
巣から離れて1匹でいることも多く、冬は地中に潜り込むこともある
巣の部分が傷む


5.赤ダニ
肉眼では殆ど見えないが、体表をとても小さな赤っぽい虫(約0.3mm)が動き回っている。
表面の色が変わって鑑賞価値を損なう。
色は黒っぽい緑や灰色のこともある。




6.その他
アリや、ナメクジや、ゴキブリなどが害をします。

真っ赤で大きなダニもいますが無害です。

屋外のウチワサボテンで木に着くロウムシが越冬していました。