フライレア

2007.5.10作成開始
5.27種名・和名リスト

フライレアは南米産の超小型の種類であり、北米産有星類の兜を思わせる士童が人気がある。
遺伝子解析に依れば、柱サボテン亜科の中で、Blossfeldia、北米球形連に次いで古くに、コピアポアと共に分かれたとされている。国際系統学グループでは17種を認めている。ブラジル最南部のリオグランデ南州に多くを産する他、近くのアルゼンチン、ウルグァイやパラグァイ、ボリビアにも分布し、コロンビアにも及ぶとされている。形の上では、
単幹・扁球で多稜
 刺が短い種類 mammifera, perumbilicata
 細刺が密な種類、 chiquitana, curvispina, 虎の子(A,U,P)、豹の子(A,U)
 やや長胴で大型になる種類、buiningiana、紫雲殿(P)、ホルスティイ(B)
稜が少なく刺が殆ど無い種類、士童(B)、天恵丸(B,P)
疣状で群生する種類、紫雲丸
に大別出来るであろう。花色は全て黄色系である。形が似ていることもあって名前が混乱しているので、信頼のできる苗を入手する必要がある。天恵丸は作りにくいとされている。

種名リストや一部の種類の解説
http://www.frailea.com/
自生地の写真
http://www.frailea.com/Gallery/FIB_MarlonM.htm
主な種類の写真など(ドイツ語)
http://www.kakteen-pflanzen.com/html/frailea_1.html

Frailea buenekeri 1 1907
単幹、扁球、赤茶、高さ1.5-6cm、径1.5-4cm、根は太い、稜14-23、刺の長さ1-4mm、花色硫黄黄時に赤みの中筋。
ブラジルRio Grande do Sul州
, ssp.buenekeri,
ssp.densispina

Frailea buiningiana 2 1997
単幹、円筒、赤茶、高さ6-10cm、径1.5-2cm、刺は密、稜24-26、中刺3本、長さ3mm、縁刺12-15本、長さ2mm、花色白黄、長さ2.5cm、径1.5cm。
ブラジルRio Grande do Sul州

Frailea castanea 3 1935, ssp.castanea 士童・姫毬栗玉
ssp.harmoniana
単幹、扁球、暗赤からチョコレート茶、高さ4cm、径3-4.5cm、稜8-14、刺3-11本、長さ0.5-1.5mm、花色濃黄、大きく長さ4cm、径4cm。
ブラジルRio Grande do Sul州


Frailea cataphracta 4 1904 天恵丸 ssp.cataphracta (B, P), ssp.duchii (P), ssp.melitae (B Mato Grosso), ssp.tuyensis (P)
単幹か元から数株、扁球、緑からブロンズ色、生長点窪む高さcm、径4cm、稜8-21平らな疣に分かれる、刺5-9本、長さ2mm、花色淡黄、長さ・径3.8cm。
ブラジル、ボリビア、パラグァイ

Frailea chiquitana 5 1951, Frailea pullispina 羅漢の子
単幹と群生地に潜る、球形から短円筒、緑黄から暗緑から紫、高さ2-3cm、径2.5-3cm、根は太い、稜24-31はっきりした疣状、中刺1-3本、長さ3mm、縁刺4-5本、長さ3mm、花色淡黄、長さ1.7-2cm、径2.5cm。
ボリビア、Santa Cruz州、Cordillera郡

Frailea curvispina 6 1997
単幹、円筒、赤茶、高さ6-10cm、径1.5-2cm、刺は密、稜24-26、中刺3本、長さ3mm、縁刺12-15本、長さ2mm、花色白黄、長さ2.5cm、径1.5cm。
ブラジルRio Grande do Sul州

Frailea friedrichii 7 1997
単幹、円筒、赤茶、高さ6-10cm、径1.5-2cm、刺は密、稜24-26、中刺3本、長さ3mm、縁刺12-15本、長さ2mm、花色白黄、長さ2.5cm、径1.5cm。
ブラジルRio Grande do Sul州

Frailea gracillima 8 1997 紫雲殿, ssp.albifusca (U), ssp.gracillima (P), ssp.horstii (B-RGS)
単幹、細い円筒、灰緑、高さ10cm、径2.5cm、稜13疣状、中刺2−6本、長さ5mm、縁刺最大20本、長さ2mm、花色黄、長さ3cm、径5cm。
パラグァイ、ブラジル、ウルグァイ

Frailea grahliana 9 1899 紫雲丸 (P, A), ssp.moseriana (P)
群生、扁球、緑、高さ2.6cm、径3-4cm、稜最大15低くて目立たない疣、中刺通常無し、1本の場合長さ4mm、縁刺10本、長さ3.5mm、花色明黄、長さ4cm、径4cm。
パラグァイ、アルゼンチン

Frailea knippeliana 10 1902 初姫丸
単幹、短円筒、明緑、高さ4cm、径2cm、稜15低く、平らな疣に分かれる、中刺2本、長さmm、縁刺14本、長さmm、花色黄で赤みの中筋、長さ2.5cm、径cm。
パラグァイ

Frailea mammifera 11 1972 狐の子(B, P) ssp.albifusca
通常単幹しばしば元から分岐、ほぼ球形、輝く暗緑、高さ3cm、径1-1.5cm、稜通常17はっきりした疣状、中刺2-4本、長さ2.5-3mm、縁刺18-20本、長さ1.5-2mm、花色黄、長さ・径2.5cm。
ブラジルRio Grande do Sul州

Frailea perumbilicata 12 1970
単幹、球形、高さ2-3cm、径同じ、稜通常15丸い疣に分かれる、中刺時に1本だが通常は無し、縁刺6-10本、長さ2-3mm、花色硫黄黄、長さ3.4-4cm、径cm。
ブラジルRio Grande do Sul州

Frailea phaeodisca 13 1905 貂の子
単幹、扁球、暗緑灰、高さcm、径2-7cm、刺は密、稜通常30低い疣に分かれる、刺6-10本、長さ1-4mm、花色黄、長さcm、径4cm。
ウルグァイ、Tacuarembo州、ブラジル?

Frailea pseudopulcherrima 14 1934 狸の子
初め単幹後に元から分岐して小さな群れ、扁球、深緑、高さcm、径2-4cm、稜通常15、刺約10本、長さ3mm、花色黄、長さ2cm、径3cm。
ウルグァイ

Frailea pumila 15 1838  虎の子(A, U, P), ssp.deminuta (B-RGS), ssp.pumila, Frailea colombiana 1931熊の子・小人丸(再発見されていない)
通常は元から分岐して群生、球形で生長点が窪む、深緑後赤み、高さcm、径2.5cm、稜13-20、刺本、長さ1-5mm、中刺1-3本、長さmm、縁刺9-14本、長さmm、花色黄、長さ2cm、径cm。
ウルグァイ、パラグァイ、ブラジル、アルゼンチン

Frailea pygmaea 16 1905 豹の子, ssp.albicolumnaris (B-RGS), ssp.fulviseta (B-RGS), ssp.pygmaea (A, U),  aureispina
単幹から群生で変化が多い、球形から短円筒、明から暗緑、高さ7cm、径3cm、稜13-24低くて目立たない疣、刺6-9本中刺と縁刺を区別しにくい、長さ1-4mm、花色黄、長さ2.5cm、径3cm。
アルゼンチン、ブラジル、ウルグァイ
aureispina

Frailea schilinzkyana17 1897 小獅子丸
時に単幹だが普通は平らなマット状、広い球形、淡緑、高さcm、径4cm、稜10-18はっきりした6辺の疣状か丸い疣、中刺と縁刺は区別しにくい、中刺1本、長さ4mm、縁刺10-14本、長さ2-3mm、花色硫黄黄、長さ3.5cm、径2-4.5cm。
アルゼンチン、パラグァイ