薄い稜が襞のように多数あることが特徴で、径が約10cmまでと比較的小柄である。刺も沢山あるが、稜数が多くなると1稜当たりの刺座の数は1個まで少なくなってしまう場合もある。
国際系統学グループでは10種を認めている。stenoは薄いという意味だそうで、稜が薄いことを指している。変化が多い為、分類が混乱していたり、現地の報告で種名が与えられていないことがある。花色で見ると紫系と白・クリーム系があり、一方、竜剣丸は稜が少なく他とかなり異なっている。中刺は棒状か板状である。産地はメキシコのチワワ砂漠域が中心で1種は南部まで分布する。
写真は北海道カクタスクラブの土門誠氏の御厚意による。和名の一部は太田透氏のHPを参照した。
coptonogonus1竜剣丸 (1838)SLP
径8-11cm、稜10−15、刺は3-7本で灰白色、上向き刺は広く長さ3.5cm、花は白地に
紫の中筋で長さ3cm、Zac,SLP,Guanahauato,Hidalgo州
crispatus2竜玉Hid・lamellosus竜舌玉Hid・violaciflorus瑞晃竜Zac・kelleranus剣恋玉 (1828) grandicornis 大角玉(?)
径8-12cm、稜25-60、中刺は1-4本で色は白・黄・茶で長さ6.5cmまで、縁刺は2-10本、花は
紫で長さ2-4cm、分布は広くZ-Puebra, Oaxaca州
hastatus3槍穂玉 (1898)
径12cm、稜35、刺色は黄から灰色、中刺は1本で上を向き長さ4cm、縁刺は5-6本で真っ直ぐでやや平らで長さ3cm、花は
黄色みがかった白・大輪、Hidalgo州
multicostatus4多稜玉・千波万波・zacatecasensis縮玉 (1898), electocentrus
径10cm、稜120まで、刺座は1稜に1個だけ、中刺は3本で白で紙状で長さ3cm、縁刺は4本で灰白色で真っ直ぐかやや曲がる、花は白地に
紫の中筋で長さ2.5cm、Co, Chi, Dur州
obvallatus5有柵玉・pentacanthus五刺玉 (1828)
径6-11cm、稜30-50、刺座は1稜に2-4個、中刺は4本で上向きの1本は平らで広く赤茶色で長さ5cm幅3-4mm、縁刺は4-6本で白で長さ1cm、花は薄
黄色か白、メキシコ市連邦地区
ochoterenanus6 御楯丸 (1933)
径10cm、稜約30、中刺は4本で黄色で平らで広く上向きの物は長さ6cm、幅2mm、縁刺は22本以上針状で放射し下向きで長さ1.2cm、花は青みがかった
桃か白、Queretaro,Guanahuato州
phyllacanthus7 白玉、×
太刀嵐・tricuspidatus鶴鳳竜 (1836)
単幹だが複数になることがあり扁球から低円筒、径4-10cm、稜25−60、刺座は1稜に1-2個、中刺は1-3本でlance形で初めは赤で後茶か灰色で長さ3-8cmで上向きの1本は平ら、縁刺は2-7本で真っ直ぐで白く4-9mm、花は
黄白で花喉が茶赤で長さ2cm、Z,SLP,G,H州
rectispinus8 (1969)
径8-11cm、稜10−15、刺座は若い時は白い、中刺は1-3本でlance形で初めは赤で後茶か灰色で長さ3-8cmで上向きの1本は平ら、縁刺は2-7本で真っ直ぐで白く4-9mm中刺は3-7本、花は黄白地に
紫の中筋で長さ1.5cm、Z,SLP,G,H州
sulfureus9 硫黄花玉 (1982)
径8-11cm、稜10−15、中刺は1-3本でlance形で初めは赤で後茶か灰色で長さ3-8cmで上向きの1本は平ら、縁刺は2-7本で真っ直ぐで白く4-9mm刺は3-7本、花は硫黄
黄色で長さ3cm径3.8cm、Z,SLP,G,H州
vaupelianus10 血槍玉・秋陣営・albatus雪渓丸 (1931)
径8-11cm、稜10−15、中刺は1-3本でlance形で初めは赤で後茶か灰色で長さ3-8cmで上向きの1本は平ら、縁刺は2-7本で真っ直ぐで白く4-9mm刺は3-7本、花は
黄で長さ2cm、Z,SLP,G,H州
